プラセンタは英語であり、胎盤という意味を持ちます。

ただ現在では哺乳類の胎盤から有効な成分のみを抽出したエキスのことをプラセンタと呼んでおり、こちらの意味のほうが一般層にも浸透しています。美容効果が高く、様々な用途で広く使用されています。
 プラセンタの種類としては、ヒトのほか馬・豚・羊・植物・マリンがあります。

 

 それぞれのプラセンタの違いですが、一般的に安全性が最も高いのは馬プラセンタです。馬の胎盤から抽出される成分には必須アミノ酸が4種類あり、準必須アミノ酸も2種類配合されていることから広く注目されています。デメリットとしては大量生産ができないことが挙げられます。サプリメントとして多く用いられています。

 

 豚プラセンタの場合においては、馬とは違って大量生産ができることがメリットです。しかし豚の病気予防接種のためにワクチン注射を打つ機会が多いため安全性がはやや疑問視されている面があります。また、馬よりも健康や美容の効果の面では落ちてしまいます。SPF豚と呼ばれるワクチンや薬剤投与をされていない豚であれば安全性については問題ありません。馬同様にサプリメントとして用いられます。

 

 羊の胎盤は人間の胎盤と基本的に近いですので人間との相性がよく健康に対する効果も高いです。難点としては、2015年現在では羊の胎盤エキスについては海外からの輸入に頼るしかないという面があります。

 

 ヒトの場合はサプリメントではなく注射専用として用いられています。理由は、日本国内にはヒト由来のプラセンタが不足していることから流通面で難があることや拒絶反応などのトラブルを防ぐためでもあります。注射を受けた後の献血は禁じられている点も留意しておく必要があります。

 

 植物には胎盤はありませんので胚座と呼ばれる部分から有効成分を抽出します。アミノ酸やビタミンなどは豊富ですが、動物の胎盤と違い成長因子はありませんので動物のものと比べると効果が落ちます。

 

 魚も胎盤がないため厳密にはマリンプラセンタは定義から外れます。胎盤の代わりに卵巣膜の部分から抽出しています。植物由来同様に成長因子はありませんがアミノ酸を非常に多く含んでいます。